1989-06-21 第114回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
○刈田貞子君 集団と個という問題は、ひとり農村社会のテーマだけではございませんけれども、とかくそういうことを危惧いたす部分がございます。 次に、個々別の問題についてひとつお伺いするんですが、利用権の再設定の問題です。
○刈田貞子君 集団と個という問題は、ひとり農村社会のテーマだけではございませんけれども、とかくそういうことを危惧いたす部分がございます。 次に、個々別の問題についてひとつお伺いするんですが、利用権の再設定の問題です。
「工藤調査会の答申「農地被買収者に対し巨額な金銭を交付することについて意見を差し控える」と木措置は、矛盾しているのではないか」との質問に対し、政府側より、「ひとり農村や農業にとどまらず、わが国の民主化、経済発展をもたらした農地改革に対する農地被買収者の貢献を多として決定された措置である。
たしか五十万世帯くらいの自作農をつくった、そうして旧地主から法律によって強制的に没収をした、解放した、こういうために、しかもその後の経済的変動もございまして、旧地主が心理的に非常な影響を受けた、むしろ衝動を受けたというようなことで、中には首をくくったり気の狂ったりというような者まで出るようなこともありましたし、またもう一つは、申し上げるまでもなく、この農地解放によりまして、農業に関する民主化、これはひとり農村
○臼井政府委員 すでに御承知のように、今度の報償をするということにつきましては、農地改革が、ひとり農村の民主化ばかりでなく、日本の民主化に非常に貢献した、その功績を多とするという意味と、もう一つは、心理的に非常な影響を開放地主が受けた、そういう点から報償ということをいたしたわけでございますので、別に社会政策的な意味でこれをやる、こういう意味ではございませんので、その点は御了承いただきたいと思います。
主として北海道の冷湿害について私は質問をいたしますが、ただいまも北海道庁の東京事務所長の陳情がございましたように、北海道の場合は、今年の六月ごろから、気象庁で長期予報で示されましたように、異常な気象現象が存在いたしまして、今日では全く、ひとり農村の諸君のみならず、地方自治団体としても手の施しようのない冷害に見舞われている、こういう実態であります。
これは私は少なくとも今後の農村は——ひとり農村といわず、やはり住民の側から見ますれば、住みよい農村の環境をつくることがこれからの問題として当然考えるべきものであろうと実は考えております。ところが御案内のように、環境整備に関する事項につきましては、実施基準には実は具体的には載っておりません。
ところがこのことたるや、ひとり農村関係者だけでよくできる道ではないと私は思うのでございまして、つとにこれに対する関心を各方面に私は強く要求をいたし、そうして国民全体の問題として日本農業の対応策を御検討いただきたい。またこれについて御協力願いたいということを主張いたしておるものでございます。
今の問題は、これはひとり農村における請負ばかりではない。いろいろの面に最近それがはやるんです。戦前はこれがあまりにひどくなって、労働者の未払い賃金がありましたり、あるいは買い掛かりの問題が出たり、大体法律で定められたか、内規できめられたか、そういうことは知りませんけれども、契約の際に、そういう責任を負う請負人がきちんとするわけです。
これらは、ひとり農村の機械であるとか、農村の施設ということではなく、社会的な、国家的な、全体的な考え方に立って、農村において、これらの指導育成も、あるいは研究も身につけることができるようにするために、建設青年隊を設けて、あわせて跡継ぎにもりっぱな跡継ぎと二三男対策に対処したい。
○政府委員(島村一郎君) 先ほどのお問いに対しましては、ひとり農村だけの問題を取り上げて申しましたけれども、これは広く商業にいたしましても工業にいたしましても、いわゆる日本の産業というような大げさな問題で考えて参りますと、ただいまの基準法が果して日本の国情に沿うかどうかというようなことば深く考えなければならない。深く考えるより改正をすみやかにすべきであると私は考えておるのでございます。
ただ今回の政策の調整に関連いたしまして、顕在的に現われる失業の数というものは、そう多数ではないと思うのでありますが、それにいたしましても、これをひとり農村で吸収するという安易な考え方だけをとりませんで、基幹産業等におきましては御承知の通り、国内資源の開発ということについては、乏しい中でも重点的に資金の導入ということも考えておるわけでございますから、それらの面、あるいはいわゆるサービス業といつたような
○保利国務大臣 ひとり農村のみならず、狭隘なる国土の大人口を擁しておるということが、何といつても今日の日本全体の困難性の根本は、私はそこにあると思うわけであります。むろん農村の関係について申しますれば、開墾、干拓等によつて吸収をはかつて行かねばならぬと申しましても、これもまたさ純なものである。
東京に今度できました七十余のビルデイングに対しての金融措置を大蔵大臣が生産金融に切りかえて曲られたならば、ひとり農村ばかりではありません。あらゆる工業の面において、あらゆる日本の産業の上においてどれだけの効果があつたでしよう。
これこそ人口問題としてわが国経済の根本にかかる問題でありまして、ひとり農村だけでは解決できる問題でもありません。 主要なことはただいま申し上げましたが、たとえば所得税におきまして基礎控除の引上げだとか、あるいは砂糖消費税の今度の税率の引上げだとか、あるいは高額所得者に対する税率の問題が非常に低くなつている。あるいは財産税、そういうようなことにつきましては、前二回の公述者の方と同意見であります。
それだのにただひとり農村で、日雇だろうと思うのですが、その人たちの收益だけが非常に少くなつております。同じように農村でも、この個人業主の、農林水産業者の收入は相当殖えておりますのに、雇われている勤労者の所得だけが非常に減つております。
特に本法案において農林事業に対しては、資産税を免除するというような手心も加えられてはおりまするけれども、ひとり農村だけを例にとりましても、現在の極端な現金收入の段階におきましては、総体的に本法案は増税を意味するものであります。
改正法律案の主なる内容及びその趣旨は以上の通りでありますが、重ねて申上げるまでもなく、農村不況の現状及び今後の見通し等からいたしまして、いわば唯一の農業団体たる協同組合の現在の窮状は、ひとり農村対策上の拠点に大きな動搖を来たしておるのみならず、これを取引の相手方といたしておりまする各般の商工業者にも又大なる影響を與えつつあるという実情でありますので、委員会における本法律案審議に際しましても、この現地
而も今回日本の食糧事情が緩和されたと言いながら、それはひとり農村の先程申しました日本の農業の増産のみによるものではありませんが、すでに農家においては、今回生産割当をいたしますにつきまして、いろいろ紛糾をしているのであります。
今日の金詰りはひとり農村だけではありませんけれども、農村に金詰りは実に想像に余ることもあると承知いたしております。殊に資金の運転の少い農業経営でありますから、その資金たるや長期の資金でなければならない。従つて又金利が安くなければならない。
それで農村の今日の状況は、ひとり農村だけではありませんけれども非常に金が詰つておりまして非常に困つておるのでありますが、併しこの金詰りに対しましては、農林中央金庫を通じましてできるだけ低利長期の資金を融資いたしたい、かように考えておるわけであります。